募集概要

募集期間

2023年6月28日(水)~9月13日(水)23:59(日本時間)

応募受付を終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。

募集部門

募集部門は、以下のカテゴリーと部門に別かれています。

一般カテゴリー 静止画部門 / 動画部門 / インタラクティブアート部門 / エンターテインメント(産業応用)部門
学生カテゴリー 静止画部門 / 動画部門 / インタラクティブアート部門 / エンターテインメント(産業応用)部門

一般カテゴリー

優れた技能と高い芸術性を持つプロフェッショナルクリエータを目指す方々を対象とします。法人、学生の方もご応募頂けます。なお、応募にあたり作品概要(コンセプト等)と制作手法(使用ツール、サービス、独自プログラムの有無等)を明記してください。

静止画部門
コンピュータ・グラフィックス、画像処理等により制作された静止画像作品を募集します。
動画部門
コンピュータ・グラフィックス、動画像処理、その他のデジタルテクノロジーを用いて制作されたアニメーション等の動画作品を募集します。
インタラクティブアート部門
メディアテクノロジーを応用してインタラクティブ性を組み入れた作品が対象です。パフォーミングアートやインスタレーション作品など、「人間とマシン」、「人間と人間」といった相互の関係性に注目した芸術作品を募集します。
エンターテインメント(産業応用)部門
ゲーム、スマートフォンアプリ、CM・プロモーション映像など産業応用を目的として制作及び試作された作品を募集します。

学生カテゴリー

デジタルアートに興味のある方、スキルアップを図る学生のためのエントリーコースです。高校生以下の方の作品も募集します。サークルなどのグループによる応募も可能です。なお、応募にあたり作品概要(コンセプト等)と制作手法(使用ツール、サービス、独自プログラムの有無等)を明記してください。

静止画部門
コンピュータ・グラフィックス、画像処理等により制作された静止画像作品を募集します。
動画部門
コンピュータ・グラフィックス、動画像処理、その他のデジタルテクノロジーを用いて制作されたアニメーション等の動画作品を募集します。
インタラクティブアート部門
メディアテクノロジーを応用してインタラクティブ性を組み入れた作品が対象です。パフォーミングアートやインスタレーション作品など、「人間とマシン」、「人間と人間」といった相互の関係性に注目した芸術作品を募集します。
エンターテインメント(産業応用)部門
ゲーム、スマートフォンアプリ、CM・プロモーション映像など産業応用を目的として制作及び試作された作品を募集します。

賞について

アジアデジタルアート大賞
  • カテゴリー[一般] [学生]全部門から最も優れた作品1点
  • 公益財団法人柿原科学技術研究財団から奨励金(50万円)を授与
大賞
  • アジアデジタルアート大賞に選ばれた部門を除く、カテゴリー[一般] [学生]の各部門からそれぞれ1点
  • カテゴリー[一般] [学生]静止画部門・動画部門から1点………文部科学大臣賞を授与
  • カテゴリー[一般] [学生]インタラクティブアート部門から1点………総務大臣賞を授与
  • カテゴリー[一般] [学生]エンターテインメント部門から1点………経済産業大臣賞を授与
  • 学生カテゴリー各部門………次世代育成支援として公益財団法人 柿原科学技術研究財団から
    奨励金(5万円)を授与
優秀賞
  • 一般カテゴリー各部門、学生カテゴリー各部門からそれぞれ2点
入賞
  • 一般カテゴリー各部門、学生カテゴリー各部門から若干数
福岡県知事賞
  • カテゴリー[一般] [学生]全部門から、デジタル技術の面で先進性や優位性を有しデジタル産業の今後の発展に資する作品1点に授与
福岡市長賞
  • カテゴリー[一般] [学生]全部門から、福岡市の発展に寄与できる作品、もしくは福岡市に在住の作者が制作した優れた作品1点に授与
  • 奨励金(10万円)を授与

審査について

第一次審査、本審査の2回の選抜を経て各賞を選定します。なお、審査は提出された登録情報および作品データのみを用いて実施します。作品概要(コンセプト等)と制作手法(使用ツール、サービス、独自プログラムの有無等)は評価の重要な要素となりますので、しっかりと明記してください。

審査員紹介

河口 洋一郎(審査員長)

東京大学名誉教授/アーティスト/霧島アートの森館長/一般財団法人デジタルコンテンツ協会DCAJ会長

1975年CG黎明期より、独自プログラミング造形に着手。数量アルゴリズムにより導き出された“Growth Model”は、生物のインテリジェンス、自己組織、成長モデルを組み込み、1980年代より国際グランプリを多数受賞。世界的注目を集める。1995年ベネチアビエンナーレ日本館代表作家、2013年紫綬褒章受賞、2017年MOCA台北現代美術館個展、2018年フランスCDAアンギャン・レ・バン個展、Prix Bain NumériquesにてPrix D’Honneur受賞。2018年ACM SIGGRAPH Academy(殿堂入り)に選ばれる。2022年過去の受賞作品映像をNFTアート化し、マーケットから更なる活躍を期待されている。2023年ACM SIGGRAPH 50周年記念 世界の卓越したCGアーティスト13名に選出。

中谷 日出

東京国際工科専門職大学教授

東京藝術大学大学院美術研究科修了。広告プランニング、広告映像アートディレクターとして活躍後、1991年に NHKへ入局。NHKスペシャルのアートディレクション、NHKロゴマークデザインなどブランディングでNHKの革新を牽引。また解説委員(社会・科学・文化・芸術担当)としても活躍。芸術文化・ITなど多方面で縦横無尽に活動する傍ら、アーティストとして最先端のアート「映像絵画」を生み出す。WEB TV「木曜新美術館」館長・ナビゲーター。Gマーク(グッドデザイン賞)選定委員。内閣府サイバーセキュリティセンター普及促進委員会委員。「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-」統括ディレクター。日本記者クラブ会員など。

中島 信也

CMディレクター/武蔵野美術大学客員教授/株式会社東北新社顧問、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター

1959年福岡県八女市生まれ大阪育ち。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。83'「ナショナル換気扇」で演出デビュー。その後デジタル技術を駆使した娯楽性の高いCMで数々の賞を受賞。主な作品に日清食品カップヌードル「hungry?」(93'カンヌ広告祭グランプリ)、サントリー「燃焼系アミノ式」(03'ACCグランプリ)、サントリー「伊右衛門」(05'ADCグランプリ)、資生堂「新しい私になって」(07'ADC会員賞)、近作ではリクルートAirPAY「オダギリジョーシリーズ」AirWORK「松本人志と山田孝之シリーズ」などがある。96’劇場用映画「ウルトラマンゼアス」10'「矢島美容室the movie」を監督。

中尾 智路

福岡アジア美術館学芸員

1973年生まれ。1998年より福岡アジア美術館学芸員として、展覧会企画やアーティスト・イン・レジデンスを担当。「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014」では企画展示・運営全般を統括したほか、2003年「フィリピンの聖なる像サント」(福岡アジア美術館)、2012年「アジアをつなぐ-境界を生きる女たち1984-2012」(国内巡回)、2015年文化庁メディア芸術祭関連企画展「クリプトビオシス:世界の種」(スラサール・スナリヨ・アート・スペース、インドネシア)、2017年「創造のエコロジー」(福岡アジア美術館)等を企画。

中村 俊介

株式会社しくみデザイン代表

株式会社しくみデザイン代表取締役。名古屋大学建築学科を卒業後、九州芸術工科大学大学院(現・九州大学芸術工学研究院)にてメディアアートを制作しながら研究を続け、博士(芸術工学)を取得。2005年にしくみデザインを設立。参加型サイネージや、ライブコンサートのリアルタイム映像演出等、数々の日本初を手がける。AR技術を用いて体の動きで音楽を演奏できる新世代楽器「KAGURA」や創造的ビジュアルプログラミングツール「Springin'」を開発するなど、UX分野の先駆者として常に新しい分野を切り開いている。Intel Perceptual Computing Challengeグランプリ、Sónar+D Startup Competition グランプリなど、国内外での受賞多数。

高山 穣

武蔵野美術大学教授

1976年生まれ。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業、九州芸術工科大学大学院博士前期課程修了、九州大学大学院芸術工学府博士後期課程修了。博士(芸術工学)の学位取得後、文化庁およびポーラ美術振興財団の助成によりテキサス大学ダラス校アート&テクノロジー学科客員研究員として米国滞在。帰国後、九州大学学術研究員、九州産業大学芸術学部講師を経て現職着任。専門はプロシージャル技術を用いたCGアート制作や古典装飾のアルゴリズム化など。SIGGRAPH、Ars Electronica、本展大賞ほか国内外の受賞・入選等多数。

牧 奈歩美

東京藝術大学大学院映像研究科准教授

2005年京都市立芸術大学美術学部構想設計専攻卒業後、南カリフォルニア大学映画芸術学部アニメーション・デジタルアート学科修士課程へ進学し、2008年MFA 取得。2017年に東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程修了、博士(映像)取得。2000年代からアニメーション作品を制作。米国映像制作スタジオや教育研究を経て現職。平面や3DCGアニメーションを制作し、近年は立体視研究やフルドーム・VR制作研究にも活動を広げている。これまでの上映・展示に、文化庁メディア芸術祭、アヌシ―国際アニメーション映画祭、フルドーム映画祭(ドイツ)、SIGGRAPH Asia VR Showcase等、研究発表はSIGGRAPH、SIGGRAPH Asia、情報処理学会など。

明貫 紘子

映像ワークショップ合同会社代表/メディアアート研究者

2000年筑波大学芸術専門学群総合造形、2002年岐阜県立情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。2017年ドナウ大学大学院メディアアートヒストリー修了。SKIPCITY映像ミュージアムとNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]学芸員を経て、「メディアアートの記録と保存」に関する研究やプロジェクトに従事。2013年から5年間 inter media art institute Duesseldorf(imai、ドイツ)の客員研究員として、ビデオアートのアーカイブ編成とデータベース構築のプロジェクトに従事。帰国後、愛知県立芸術大学非常勤研究員として、メディアアートのアーカイブや研究調査に関するプロジェクトに従事(2018-2020年)。文化庁メディア芸術祭アート部門選考委員(2019-2021年)。金沢美術工芸大学非常勤講師。京都精華大学非常勤講師。

Haipeng Mi

清華大学准教授:中国

現在、中国清華大学情報芸術デザイン学部准教授。また、清華大学未来研究所の客員研究員でもある。研究テーマは、インターフェースデザイン、ヒューマンロボットインタラクション、インタラクティブアート。30以上の査読付き出版物を発行。HAIやChinese CHIなど、多くのカンファレンスでPCメンバーを務めている。2017年には、中国国家青年人材支援プログラムに選出されている。2011年、東京大学にて博士号(電気工学・情報システム)を取得。2005年清華大学にて物理学学士号、2008年同大学院にて電子工学修士号を取得。東京大学大学院情報学環・学際情報学府助教授を経て、2013年より現職。

Janaka Rajapakse

国立台南芸術大学准教授:台湾

国立台南芸術大学大学院アニメーション・フィルムアート研究院准教授。また、東京工芸大学大学院工学研究科メディア工学専攻の客員研究員でもある。 工学研究科CG応用研究室助教授、東京工芸大学ハイパーメディア研究センター特別研究員を経て、現在、東京工芸大学大学院工学研究科メディア工学専攻客員研究員。 スリランカのコロンボ大学にてコンピュータサイエンスの学士号を取得。日本政府奨学金を得て、日本で高等教育を受ける。2005年、2008年に北陸先端科学技術大学院大学で修士号と博士号を取得。研究分野は、コンピュータアニメーション、バーチャルリアリティ、拡張現実感、触覚インターフェース、人工知能、モーションキャプチャ技術、コンピュータ・グラフィックス、3Dプリンティング、インタラクティブメディア、感性工学など。